授業

物理学I (全学教育1年)

私たちが住んでいる自然の構造や,その仕組みがどのようになっているのか,どう理解されてきたか,その考え方を中心に調べます。このプロセスの理解が目標です。自然に対する知識や考え方は,人類誕生から長い歴史を経て整理,体系化されてきたものです。物体の運動とその原因としての力の関係,ニュートンにより表された運動の仕組み,身の周りにたびたび見られる波動現象とその基本となる法則を理解することが目標です。

物理学II (全学教育1年)

私たちが住んでいる自然の構造や,仕組みがどのようになっているのか,どう理解されてきたかを調べます。この講義では,以下のような物理の理解を目標にしています。ひとつは,熱の物理にはなぜ法則があるのかを理解すること。2つ目は,電界と磁界の性質を理解し,基本的な回路について学習します。私たちの身近にある電気機器を題材に考えて行きます。また,電磁波と光の性質についても調べます。

一般教育演習 未来の農業 (全学教育1年)

この授業は現代農業の実際の姿と,抱えている問題を様々な資料やホームページ検索により各自が収集し,21世紀農業の生産活動に必要となる新技術を討論形式によって明らかにしていきます.教官が講義し,学生が聴講するのではなく,学生が講義をして教官が聴講するというスタイルを演習目標に置いています。

学生は大きく3つのテーマ(環境と調和,超省力型農業,農業とICT)に分かれて,情報収集,討論を行い,将来の農業に対する展望をまとめていきます。まとめた結果は,逐一ホームページ上で公開していきます。

電気工学 (農学部生物環境工学科3年)

生物生産(食料生産)を支える実用的な技術として農業工学がある。この農業工学において必要とされる電気・磁気・電子の基礎電気工学と,回路・装置などの応用電気工学まで幅広く学ぶ。

電気工学の基礎および応用技術の知識を確実に理解し,電磁気現象や初歩的基礎回路について説明できるようになることを目標とする。

生物環境工学基礎実験 (農学部生物環境工学科2年)

-距離と位置の計測-

GPSの測位原理を学び,その測位精度を評価してみる。単独測位,トランスロケーション方式のDGPS,リアルタイムキネマティクスGPSのそれぞれの位置計測精度を実験により確認し,それぞれの長所・短所を考察することが目的である。

生物環境工学実験II(計測と制御) (農学部生物環境工学科3年)

屋外における車両方位及び位置の自動計測,作物生育量の計測と推定,レーザー距離計による地形測量と空間内挿に関する実験を行います。

データの計測と処理 (農学院共通選択科目)

農業環境や自然環境下を対象として,データの計測と処理に関する必要な技術を学ぶことを目標とする。C言語を例にコンピュータ言語プログラミングの基礎を学び,効率的なデータの収集およびデータ処理を行うためのアルゴリズムの作成技術を習得する。計測したデータを処理するためのアルゴリズムを構築し,情報処理室のPCにインストールされているMicrosft Visual Studioを用いて,C言語を用いた基本的なプログラム開発を行う。

スマート農業特論(旧:生物生産工学特論II) (農学院農学専攻)

サイバー空間とフィジカル空間の融合による超スマート社会(Society5.0)を農業において実現するための要素技術を学ぶ。食料の生産から利用までの流れをAI、ビッグデータ、IoT、ロボットを活用したスマート農業の現状と今後の展望を理解する。

農業のスマート化はITやロボット技術などの先端技術により「農作業の姿」の変革を可能にする。日本農業は、農家戸数の減少とともに高齢化がすすみ、労働力不足は深刻である。他方、農産物の輸入自由化が進む中で、国際競争力を確保するためには、農業構造改革とあわせて革新的な技術開発により、一層の品質の向上や生産コストの削減を図ることが喫緊な課題となっている。AI、ビッグデータ、IoT、ロボットを高度に活用した農業のスマート化は重要な技術であり、本授業ではその技術要素と体系について学ぶ。

基礎電気工学 (帯広畜産大学)

電気工学に関する基礎および応用技術について理解することを目標とする。

物理学 (札幌リハビリテーション専門学校 理学療法士科1年)

各種の理学療法を学ぶときに必要となる物理学の基礎を学習します。また、その中で使用する機器に用いられている原理やメカニズムを理解するのに必要な「物理量」に関連した法則を学びます。本科目では、高校で物理を履修していないことも視野におき、法則を理解できる力を養成することを主に目的とします。